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2007年08月30日

机や金庫等への税務調査

ひらめき納税者の許可なく、机の引出しや金庫等を調べることができるか?

質問検査権で認められているのは、「質問及び検査」です。

「捜査・押収」は、基本的に認められていません。

したがって、机や金庫の中等を納税者の同意なしで調べることはできません。


また、税務職員が「調べさせて下さい」と言った場合は、
「質問検査権ではそこまで認められておりませんので」と言って断るべきです。


●「検査権」と「捜査権」の違いについて

・「捜査権」・・・令状による査察官(国税局)の脱税容疑者に対する「強制調査権」

・「質問検査権」・・・税務職員の「任意調査」による調査権限


納税者は犯罪者ではないですから、任意調査における質問検査権を行使する時には、
納税者に調査理由を説明し、その了解を得て、納税者が提出した書類等を検査する、
のがあるべき姿です。


<参考>
●京都地方裁判所(第一審)
平成7年3月27日 平成4年(ワ)第1648号

質問検査権が、罰則の制裁によって、納税者は質問検査を受忍することを
間接的心理的に強制されるだけです。

納税者において、あえて質問検査を受忍しない場合は、
それ以上直接的物理的に強制し得ません。

「任意調査」とされている性格から考えて、このように居宅部分である
二階へ上がる行為は、相手方の明確な承諾を要するというべきです。

したがって、納税者の承諾を得ないで二階へ上がって行った行為は違法です。

(中略)

納税者の承諾が全くない状態で質問及び検査することはできません。
posted by 税務調査対策コンサル at 17:16| 税務調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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